こんばんは、渋井です。
少し時間が経ってしまいましたが、MotoGP日本ラウンド決勝のことを書きたいと思います。
決勝日は肌寒い陽気でしたが、雨が降ることもなく、ツインリンクもてぎには8万人以上の観客の方々が足を運んでいただいたようです。ぼくも毎年観戦していますが、去年、今年と、目に見えて観客が増えている感じがしますね。MotoGPファンとして、盛り上がるのはやはりうれしいです。
さて(以下、ネタバレ)、ご存知の方も多いと思いますが、真矢さんは8位でフィニッシュでした。1周目3コーナーでハイサイドしかけたらしく(本人曰く「転んだと思った」とのことです)、追い上げのレースとなりました。
レースのほとんどをコーリン・エドワーズ選手を追う形で進み、終盤はペースが落ちて来たニッキー・ヘイデン選手、ロリス・カピロッシ選手、そして追い上げてきたアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手と、5台での5位争いになりましたが、順位を変えることなくそのままフィニッシュ。順位は8位でしたが、上位をワークス勢が占めたこと、トップスピードのビハインドがあったことを考えると、数字以上の手応えがあったのではないでしょうか。
さて、ぼくはMotoGPファンになって長く経つのですが、今回は初めてレースウィークのライダーの様子を見させていただくことが出来ました。それは、ファンとしてのぼくらが想像する以上のハードスケジュールでした。
もてぎに来る前には那須や六本木でイベント。レースウィークにはいっても、走行が終わればミーティングや取材、トークショーといったファンイベントがあり、まさしく(オーバーではなく)分刻みで動くスケジュール。レースを速く走るということだけではなく、人間としてのプロフェッショナルな姿勢と強い精神力が必要で、とても常人には務まりません。“世界最高峰”という言葉は、こういう部分にも当てはまるのかもしれません。
そしてなんと言っても、ファンの方々のピュアな姿勢にはあたまが下がります。応援席の方々、ハッピや目玉キャップを被った方々、みなさん熱く応援していました。もちろんぼくも毎周声を出して応援しましたよ! 56designのTシャツを着ていただいている方々もいて、すごくうれしかったりして。
ということで、あっという間だったMotoGP日本ラウンド。楽しいことは過ぎる時間が早く感じますね。
真矢さんはもうオーストラリアに旅立ちました。ぼくらも56designのプレオープンが近いので、負けないように頑張ります。