56design

NEWS & TOPICS

プラモデル

こんにちは、56designの渡辺です。
子供の頃の遊びと言えば、皆さんは何ですか?僕が子供のころは、山に入り虫を取りに行ったりかくれんぼをしたり、川で魚釣りをしたり、稲刈りの終わった田んぼで野球をしたりと田舎で育った事もあり、自然の中で遊ぶことが多かった記憶があります。

中学生頃になるとテレビゲームが流行り、段々と自然の中で過ごす友達も減っていった気がします。
僕も例外なく、友達の家でゲームをしたりマンガを読んだりしてました。そして、友達と会っていない時はプラモデル作り。当時、僕が良く作っていたのは「ガンダム」などのロボットやミニ4駆でした。


でも手先が不器用で雑な性格だった僕は塗装やシール張り、接着などの細かい作業が下手。小さいパーツの取り外しの際、大きなハサミを使って失敗したなんて珍しいことではありません。しかも説明書をよく読まずに作りだすものですから、完璧に出来上がった事がほとんどありません。
それでも懲りずに、箱に載っているようなカッコイイ完成図に憧れ、いくつも買った記憶があります。接着剤や塗装具も要らないモノもありましたが、意外にもそういった初心者向け(?)の物には興味が湧きませんでした。

やはり、自分で物を作る過程の楽しさや完成した時の達成感、飾って浸れる優越感こそプラモデルの醍醐味だと思います。
今思えば、もう少し丁寧に作れば良かったと後悔してます。


先日、ショップにタミヤの方とMODULOの方が遊びに来られました。
写真のプラモデルを作られた方です。既成のモノから作ったのではなく、何もないところからの作製です。作れないものは無いとおっしゃっておりましたが、それまでの苦労も半端ではなく、ただのバイク好きでは分からない細部にこだわった逸品です。
バイクの幅やバランスなど写真では分からない所は実車を見に行ったり、それが既にない場合は関係者はもちろん、ライダー本人に直接聞くそうです。
プロだからできる事を超えた執念の完成形ですね。


最近では、少子化の影響と原油高騰、さらにテレビゲームなどの他の玩具との厳しい競争からプラモデル市場は縮小の一途を辿っているそうです。
悲しい限りではありますが、大人になった今でもプラモデルを愛しバイクを愛している方もまだまだ居るはずです。少なくとも僕はこのプラモデルと彼らの作品を見て、もう一度プラモデルを作ろうと思いました。

そんな苦労をして、作り上げた世界に1つしかない中野真矢が乗っていたバイクのプラモデルはショップラウンジに飾ってあります。是非、一度ご覧にお越し下さい。


さらに、この週末は来店者全員にアイスコーヒー、アイスティ、オレンジジュースなどの冷たいお飲物をご提供します。
さらに、先日行われたBike Meeting in INAGEの様子を収めた写真をラウンジに飾ってあります。
ご参加された皆さま、ご希望の写真があれば無料で差し上げますよ。

TOP